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よみがえる昭和の列車たち5 横浜市電篇1

品番:DR-4215
価格:税込4,400円
音声:ドルビーデジタル ステレオ/1音声 ナレーション+BGM
収録時間:60分
発売日:2022年6月21日

 

カラーフィルムで巡る昭和30〜40年代の横浜市電生麦線・中央市場線・杉田線の廃止までを辿る

 鉄道研究家・長谷川弘和氏のカラー8ミリフィルムのシリーズの掉尾を飾る横浜市電篇の前篇。各系統の電車が集まる桜木町駅前など昭和30年代の全盛期の映像から、生麦線・中央市場線を皮切りに杉田線が廃止される昭和42年までの各線の映像を収録する。

昭和36年頃 桜木町駅前周辺 国鉄根岸線がまだ未開通の桜木町駅前。神奈川線・本牧線・本町線・日の出町線の4路線9系統の電車が3箇所に分かれて設置された電停に発着。500型や600型などの単車をはじめ各形式が、上半分がクリーム、下半分が青の旧塗装で活躍していた。
昭和39年頃 本牧線 2・4・5・11系統の電車が走る本牧線・市庁前−花園橋間。開業間もない国鉄根岸線関内駅や横浜市庁舎、のちに横浜スタジアムが建つ横浜公園を背景に、木造単車400型や1100型・1300型・1600型など新旧の車両が行き交う。
昭和40年 桜木町駅前周辺と長者町線 市電のために切り通しが造られ、アーチが美しい打越橋の下を通る長者町線・石川町五丁目−山元町間は、横浜市電指折りの急勾配区間が続く。3系統の電車だけが走り、主に高出力の1300型や500型が運用された。
昭和41年 生麦線・中央市場線廃止 横浜市交通局の経営は悪化の一途を辿り、市バス・地下鉄への切り替えを前提とした市電の縮小が決定。手始めに生麦線と呼び変えられた神奈川線・洲崎神社前−生麦間と、唯一の単線路線の中央市場線が昭和41年7月限りで廃止された。最後の2日間は1150型2両がお別れ装飾を纏って運転された。
昭和42年 雪の横浜市電〜杉田線廃止 磯子線の南側区間・葦名橋−杉田間は杉田線と呼び変えられた上で昭和42年7月限りでの廃止が決定。縮小により余剰となった車両の解体が一角で進められる滝頭車庫で1150型2両に装飾が施され、最後の4日間、8系統・13系統でお別れ運転が行われた。
撮影 長谷川弘和
ナレーター 竹房敦司
制作・発売 株式会社動輪堂
販売元 ビコム株式会社

※この作品は、このシリーズを撮影された長谷川さんが、地元の横浜市電をカラーフィルムで記録された貴重な映像です。横浜市電は、明治37年、横浜電気鉄道の手で神奈川−大江橋間が開業したことに始まります。しかし第1次大戦後の不景気などで経営が悪化したため、横浜市が大正10年に買収して市営化、横浜市電となりました。その後も関東大震災や第二次大戦の空襲などの大きな被害も被りましたが、最盛期には営業キロ51.8kmの路線網が横浜市内に張り巡らされました。
 横浜市電の特徴として、他都市では早くに姿を消した単車(二軸車)が昭和40年代前半まで活躍していたことがあげられます。また、横浜市内には丘陵地が多くあり、ここを越えるための急勾配や切り通し、珍しい市電専用のトンネルが見られたのも、他都市には見られない印象深いものでした。
解説:山邊誠

商品コード : DR-4215
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