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よみがえる昭和の列車たち1 国鉄篇1

品番:DR-4211
価格:税込4,400円
音声:ドルビーデジタル ステレオ/1音声
1.ナレーション+BGM
収録時間:64分
発売日:2021年10月21日

 

昭和30年代〜40年代のカラーフィルムを最新テレシネ技術で復元
未公開映像でよみがえる昭和の国鉄列車たち

 鉄道研究家として活躍した長谷川弘和氏が遺した昭和30〜40年代の8ミリのカラーフィルムが、デジタル映像として現代によみがえるシリーズ。幕開きは「国鉄篇」第1弾。151系を使用して昭和39年9月まで東京−宇野間で運転された、特急「第1富士」の運転室から撮影された前面展望映像をはじめ、各地で撮影された列車たちの貴重な走行映像を収録する。

特急「第1富士」運転席展望映像 昭和39年の東海道新幹線開業で消滅した東京発宇野行特急「第1富士」運転席からの前面展望映像。
神戸にて 東海道本線六甲道付近の準急「鷲羽」や旧型国電。
信越本線 青海川―鯨波間を中心に、D51形・C57形やキハ82系特急「白鳥」など。
篠ノ井線 姨捨駅付近の走行映像と、急行「赤倉」から見た各駅や信号場。
長野旅行 急行「信州」で行く昭和45年の信越本線と松本周辺。
高島線 さよなら蒸気機関車 東海道本線貨物支線(高島線)の電化を記念して昭和45年9月に運転されたD51形791号機牽引の臨時列車「さよなら蒸気機関車」の乗車記録。

 この作品は昭和30年代後半から40年代にかけて撮影されたカラーフィルムです。最初の下り「第1富士」の運転台から東京から宇野までの展望映像で、建設中の新大阪駅の進捗状況、修学旅行電車「こまどり」と離合していることなどから、昭和39年7月頃の撮影と推定されます。乗客が運転台に立ち入って撮影することが許されたおおらかな時代に残された映像には、特急電車から貨物列車まで頻繁に運転されていた東海道本線、そして同年10月開業に向けた東海道新幹線の工事がフィナーレに達していることが映し出されています。
 続く信越本線・篠ノ井線・長野旅行には蒸気機関車とディーゼル機関車が登場するなど無煙化が途上だった時代、そして長野工場で解体を待つ蒸気機関車群が映し出され、動力近代化が進められる様子が伝わってきます。最後の高島線「さよなら列車」には、その姿をカメラに収めようとするSLファンが映し出されています。現在から見ると眉をひそめるような光景もありますが、まだおおらかな時代だったことが映像から伝わってきます。

解説:福原俊一(電車発達史研究家)

長谷川弘和氏 略歴 大正14年横浜生まれ。鉄道友の会元理事。歯科医院を開業しながら、横浜市電と神奈川県の鉄道を中心に研究し、多数の著書を発表した。平成24年没。
撮影 長谷川弘和
ナレーター 竹房敦司
監修 福原俊一 山邊誠
構成・演出 宮地正幸
制作・発売 株式会社動輪堂
販売元 ビコム株式会社

※この作品は、かつて撮影された映像を編集したものです。フィルムの経年劣化による変色や、ノイズ等が見られます。本編の映像は4:3です。

商品コード : DR-4211
価格 : 4,400円(税込)
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